「モカマタリは酸っぱくてクセが強い」
そんなイメージを持っていませんか?
実際に調べてみると、「酸味が強い」「独特な香りが苦手だった」という声も見かけます。
私も飲む前は「酸味が強すぎたら苦手かも」と思っていました。
そこで今回は、同じ豆を
・ペーパードリップ ・フレンチプレス ・ネルドリップ
の3つの抽出方法で飲み比べてみました。
結論から言うと、「まずい」というより、抽出方法でかなり印象が変わる豆でした。
この記事では実際に飲んで感じた違いを正直にレビューします。
結論:モカマタリは「まずい」ではなく好みが分かれやすい豆だった
先に結論です。
| 抽出方法 | 向いている人 |
| ペーパードリップ | 豆本来の個性を楽しみたい |
| フレンチプレス | 複雑な味わいを楽しみたい |
| ネルドリップ | 酸味が不安な人 |
個人的にはフレンチプレスが一番印象に残りました。
ただ、最初にモカマタリらしさを知るなら、ペーパードリップが入りやすいと思います。
今回の検証条件
| 項目 | 内容 |
| 豆 | モカマタリ No.9 フルーティー |
| 焙煎度 | 中煎り |
| 精選方法 | ナチュラル |
| 比較した抽出方法 | ペーパードリップ/フレンチプレス/ネルドリップ |
| 豆量・挽き目・湯量 | 各抽出に合わせて調整 |
今回の検証では、各抽出方法の特徴をできるだけ引き出せるよう、豆量や挽き目などは完全には統一していません。
それぞれの抽出方法で無理なく味が出る条件に調整しながら、実際に飲む前提で比較しています。
今回使用した豆はこちらです

今回使用したのは、楽天市場「DripTrip」のモカマタリ No.9 中煎りです。焙煎度を選べるので、「酸味が不安」な方でも深煎り寄りから試せるのが決め手でした。
「モカマタリはまずい」と言われる理由
実際に飲んでみると、「まずい」というより普段飲んでいるコーヒーとの差が大きい豆だと感じました。
例えば深煎り中心なら、
苦味が少ない
↓
酸味が目立つ
↓
「酸っぱい」
と感じやすそうです。
また、ナチュラル精製の果実感や発酵感も、人によってはクセに感じるかもしれません。
一方で、フルーティーな酸味や複雑な風味が好きな人にはかなりハマりそうな印象でした。
ペーパードリップ|モカマタリらしさが一番分かりやすかった
豆15g/湯量(投入量)225ml/中粗挽き/88℃ / 抽出時間 3分

今回の比較では、ペーパードリップが一番酸味を感じやすい印象でした。モカマタリの「酸っぱい」というイメージは、こうしたクリアな抽出の印象に近いのかもしれません。 最初の一口はかなりさらっとした口当たりでした。
最初に感じたのはローストナッツのような香ばしさで、「思ったより飲みやすいかも?」という印象でした。
ただ、飲み進めると徐々に表情が変わってきます。
ブルーベリーのようなフルーティーな酸味が出てきて、後味はかなりクリア。
さらに冷めてくると、酸味が少しずつワインのような芳醇さに変わっていきました。
個人的には「モカマタリと聞いて想像する味」に一番近かったです。
【こんな人におすすめ】
- フルーティーな酸味が好き
- 豆本来の特徴を知りたい
- 最初は定番の味を試したい
フレンチプレス|予想外のスパイス感が面白かった
豆15g/湯量(投入量)225ml/粗挽き/88℃ / 抽出時間 4分30秒

口当たりはペーパーよりもとろっとしていて、最初からコクがあります。
最初はローストナッツのような風味と柔らかい甘味が中心で、酸味は思ったより控えめでした。
ただ、時間が経つにつれて印象がかなり変わりました。
冷めるとシナモンのようなスパイス感が出てきて、「同じ豆なのにここまで違うのか」と驚きました。
モカマタリは酸味中心の豆だと思っていたので、個人的にはかなり意外でした。
3つの中で一番印象に残った抽出です。
【こんな人におすすめ】
- 個性的な味を楽しみたい
- コク重視
- 複雑な風味が好き
ネルドリップ|丸みがあり一番飲みやすかった
豆15g/湯量(抽出量)200ml/中挽き/88℃ / 抽出時間 2分30秒

ネルとしては比較的軽い口当たりでした。
3つの中では一番丸みがあり、香ばしい風味が出ています。
酸味も控えめで、苦味・甘味・酸味がまとまっている印象でした。
今回は挽き目を少し粗めにしたこともあり、ネルらしい重厚感よりも軽めで飲みやすい印象でした。
【こんな人におすすめ】
- 酸味が少し不安
- バランス型が好き
- 飲みやすさ重視
比較まとめ
| 抽出方法 | 味の特徴 | 印象 | おすすめな人 |
| ペーパードリップ | ブルーベリー系の酸味・クリアな後味 | モカマタリらしさが分かりやすい | 豆本来の個性を知りたい |
| フレンチプレス | コク・甘味・スパイス感 | 最も個性的 | 複雑な味を楽しみたい |
| ネルドリップ | 丸み・香ばしさ・バランス型 | 一番飲みやすい | 酸味が不安な人 |
モカマタリの特徴をひと言でまとめると、「酸味・甘味・スパイス感が抽出方法次第で顔を変える豆」でした。今回飲み比べてみて、同じ豆とは思えないほど印象が変わったのが特に面白かったです。
結論
モカマタリは「まずい豆」というより、抽出方法でかなり印象が変わる豆でした。
「酸味が苦手かも」と思っているなら、最初はネルドリップで入るのが一番ハードルが低いです。逆にコーヒーの複雑さを楽しみたいなら、フレンチプレスで飲んでみると同じ豆の別の顔が見えます。
個人的にはフレンチプレスで出てきたスパイス感が一番印象的でしたが、モカマタリらしさを知るならペーパードリップが入りやすいと思います。
今回使用した豆は焙煎度も選べるので、「酸味が強すぎたら不安」「少しコク寄りで試したい」という方でも選びやすいと思います。抽出方法で迷っているなら、今回試した中煎りくらいが酸味と甘味のバランスが取りやすく、最初の一杯として入りやすいと思います。


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